ハワイではじめての出産・育児記録

2017年6月ハワイにて出産しました。妊娠発覚前から妊娠中の体調心境の変化、ハワイでのベビーグッズの準備、産婦人科のことや出産のことを綴ります。(ただ今過去を振り返りながらこれまでの経過などを更新している最中です。)

わくわくさんのような遊びで育ってくれたら。

昔、教育テレビの「つくってあそぼ」という番組が好きでした。

有名な番組なのでその世代ならご存じの方は多いはず。

わくわくさんというお兄さん(おじさん?)が、身近にある物を使い工作をしておもちゃをつくるのです。簡単なのに画期的でいつも子供ながらに関心しながら見ていました。自分もマネをして作ることもありました。

息子には、そんなわくわくさんのような遊びをして育ってほしいと願っています。

おもちゃやゲームが大好きな奴が何言ってるんだという感じですが・・・。

おもちゃやゲームも私は大事だと思っているので持たせないということはないですが、要は、与えられたおもちゃばかりで遊ぶのではなく、自分で考えて作ったり試行錯誤して遊んでくれるようになったらうれしいなぁと薄っすら思います。

その過程で自発性と発想力、なんで?どうして?という疑問から自分で追求するクセを若いうちから少しずつ身につけてほしいのです。

 

が。

幼い子供に

わくわくさんのようになりなさい!

口で言ったってなんのこっちゃです。

そう、見本 が必要。

育っていく過程で自分の興味のある分野を探究するようにはなるかもしれませんが、その間口を早くから広げてあげられるのは身近にいる母の役目が大きいのではないか。確かに、私が好きなことは両親に教えてもらって派生したものが多いのです。

すなわち・・・

まずは、一番近くにいる私がわくわくさんにならなければいけないということ!

はははーーーん。

あんまり・・・得意じゃない。

好奇心は旺盛だったのでなんだかんだ工夫して遊んできた記憶があります。しかし今思えば、兄がいたことや近所に住んでいる年上のお兄さんお姉さんの知恵や行動力を全面的にお借りしながら遊んでいた気がするので、自発性はあまりなかったのかもしれません。

とはいえ、好奇心旺盛な面は大人になった今でもあり、こうしたらおもしろいかも、こっちの方が上手くいくかもとわくわくを追い求め楽しみたいタイプではあります。が、その反面、細部まで構想を練ったり発展させる力と持久力は乏しいと思われる・・・。

うーん。どうしたもんか。

まぁ、下手なりに作ってみてはどうだろう。

幸い息子はまだ7カ月なので、これから工作を続けていくと息子の成長と共に私の工作技術も向上するのではないか。

それに、今の時代何よりネットの情報がすばらしい。そこからアイデアを頂戴するのもありです。キットを買ってするのもありです!

しかし!

とりあえず、私は自分の考えたものをカタチにする力を試したいのだ!自らの発想力を振り絞れ!と、さっそく箱や硬めの紙をさがしてハサミとカッターとテープも持ってきて作ってみることにしました。

息子に興味をもってもらわなければ意味がないので、息子が興味そそられるものを集めたおもちゃにすることにしました。

箱に色々な大きさの穴を開けて、引っ張ると布がどんどん出てくる仕組み、小さな容器にビー玉を入れたものを何度か試すと取り出せるようになる仕組み、大好きなパリパリと音が鳴る袋を取り出せる仕組みを作り、本をめくることが好きなので硬めの紙を重ねて小さな絵本のようなものを作り、その箱の端に剥がれないよう取り付けました。箱の側面には触れるとビヨンと元に戻ってくるピアノの鍵盤のようなものを8つほど付け完成。ラトルも設置したので、箱を動かすと音も鳴ります。

即席自作おもちゃなのでかなり不格好ではありましたが、息子は新しい物があるとすぐに食いついてくれるのでしばらくそのおもちゃで遊んでくれました。

が!

このおもちゃ、致命的な欠点がありました。

それは、息子が箱を食べてしまうということ。 箱をはむはむするとちぎれてしまい飲みこむと危ないので結局取り上げてしまいました。

次は息子が口に入れても大丈夫な素材にしなければ。

その後、ペットボトル大を使ってスノードームのようなものを作ってみたり、ガチャガチャの入れ物を使ってくるくる回るコマにしてみました。

これまでも物の形状や触った時の質感、叩くとどんな音がするかなどを日常に溢れている物から少しずつ学ぶといいのではないか?と、危ない物でなければ持たせるようにしているので、結局私が工作してもしなくてもなんでもおもちゃになってしまっていました。それに薄っすら毛が生えたようなもの・・・。

工作しても今はあまり意味がないかもしれないなぁ。

いやまて、私よ。息子の成長と共に工作技術を上げていくんじゃなかったのかい?

そうでしたー。

けっこう前から友人に工作したい!という話をしていて、友人が娘に作ったという自作「いないいないばぁ絵本」を見せてもらったことがあり、あまりに完成度が高すぎて驚いたことがあります。さすが元幼稚園教諭。キティーちゃんやアンパンマンの輪郭、目、鼻、口、ほっぺたの位置が絶妙。自作なだけあってあたたかみもあり、すばらしい出来でした。

知り合いの方の奥様も木を削ったりなんだかんだと本格的に工作している話などを聞き、皆なかなかに試行錯誤して娘や息子と楽しんでいる話を聞くと、私も下手なりに工夫して簡単なものからちょこちょこと作ってみようと思えます。

いつまで続くか分かりませんが・・・いつか息子と工作して楽しめるようになるまで・・・もつか?? (^^;