ズリバイ始まりと後追い。息子、ついに母に反抗する。
ご無沙汰しております。
記事はちょこちょこ書いていたものの最後までたどり着けず、離乳食の準備や息子との戯れを優先しているとなかなか時間が取れず、やりたかったことができないまま一瞬で一日が終わってしまっています。 もう少し生活リズムを見直してみようと思う今日この頃です。
7カ月に入ったくらいにズリバイをするようになった息子。
ズリバイというかハイハイの格好をしながらカエルのように足で床を蹴ってぴょんぴょんと跳ぶようにしてやってくる感じです。
たまに足の蹴りが激しすぎるのか、反動ででんぐり返りするのではないかというくらいお尻と足が上がっている時もあり、その姿がまたおもしろいです。
実はズリバイをするようになったきっかけがありました。
それは、掃除機。
息子は、まだ自由に動けない時に私が掃除機をかけている姿を興味深々な様子で見ていました。晴れてズリバイできるようになって向かった先は、掃除機。持ち手をつかみ大人がしているのをマネて動かす様子に成長を感じました。
そして部屋の隅の見えない場所に置いていると探しに行くようにもなり、とうとう定位置を把握してしまったようで掃除機を触るため自ら向かうようになりました。
しかし、そこに到達するまでに床は冷たいし、お腹が冷えると大変。
ある日、
冗談交じりに「ちょっとちょっと、もうそっち行かずにこっちで遊ぼ。」とズリバイしている息子の両脇を掴んで動きを止め連れて行こうとしました。
その時。
息子「ぎゅーーーーーーー!」
なんと。 牛?!いやそれはモーだ。
「嫌だ、行くんだ!」と言わんばかりに声をあげ私に反発したのです。
ぐごごーーーん。(←心に鳴り響くショック音)
いずれそんな時が来るとは思っていました。
が、けっこうな衝撃がありました。
これまでそんなに大変じゃなかった息子。ぐずぐずすることもあまりなく、お腹が空いた時も泣かずに指吸いでお知らせしてくれることが多く、構ってあげられない時でもご機嫌に一人遊びをしてくれ、目が合うといつも笑顔で合図してくれました。そんな息子がズリバイをきっかけに自分の意思も強くなり徐々に変化しつつあります。
生後4か月始まりから腹ばいブームがきて、寝ている時も起きている時もおむつ替え以外は常にうつ伏せ腹ばい生活だった息子。その割にはなかなかズリバイをしないことが少し気になっていました。
いつもの如く、我が息子が動ける日はやってくるのだろうか・・・と思っていた矢先、心配ご無用!と言わんばかりにズリバイを開始し自由気ままにどんどん自分の行動範囲を広げていきました。
自分の意思で好きな場所へ冒険するようになった姿を見て、いつか私の目の届かない遠い所へ行ってしまうんだなぁ、それの第一歩なんだ。と切なくなってきて、成長を感じるうれしさと寂しさが入り混じった何とも言えない感情です。
そして、まさかの後追いも始まりました。
何かに集中していたり、誰かが部屋でいると大丈夫なのですが、2人きりの時に私が部屋から出ようとすると、ふふ、ふぇふぇ。と声を出して、ぼく泣いちゃうぞ!という八の字眉の顔で追いかけてきて、最終ふえーーんうえーーーん。うあーーーん。と泣き始めます。そんな姿を目の当たりにして放っておくわけにいかず、抱っこして、しばらくしてもう大丈夫かと思いきや降ろすと泣きだすこともあり、これにはびっくり。
君って・・・赤ちゃんだったのね!という謎の心の叫びを連呼してしまいました。
そのお陰で(笑)とうとうおんぶデビューを果たしました。
前からおんぶしたいと思っていましたが、放っておいても楽しそうで、動くようになると更に自分で好き勝手に行動し遊ぶことに夢中だったので制限させるのはかわいそうだと思ってできなかったのです。が、後追いが始まり息子の見えないところで用事をする時に泣かれると気が気じゃないということでついに開始!
新生児から使えて抱っこもおんぶにも使える「エルゴベビーのアダプト」を妊娠中に購入しており使っているのですが、まずもってして抱っこひも機能自体今までほぼ使っていなくて初心者丸出しなので、おんぶに関してもどうもしっくりいかず。
安全性がちゃんとしていて腰をしっかり守るようになっているということで選んだにもかかわらず、きっちり装着していないため機能を活かしきれず、ささっとおんぶできるようになるにはまだまだ練習が必要です。
おんぶデビューを果たしたものの、なんとなく私の感覚では、息子はそんなにおんぶは好きではなさそうです。おんぶの仕方がぎこちないからという理由も大きいかもしれませんが、それ以上に自分で自由に動き回りたい熱が圧倒的に高い気がします。抱っこも同様です。
これは・・・私に似てしまったかもしれない・・・。
私は幼い頃から抱っこが大嫌いで、いつもすり抜けて自分の好き勝手に歩いていました。記憶のない幼い頃から抱っこ嫌いは始まっていたらしく、母は抱きしめたかったのに全然させてくれなかったと悲しそうに言っていました。顔をすりすりされたり触られるのも大嫌いで、逃げていた記憶があります。
結局幼い頃の縛られ嫌いは成長しても変わらず、自由奔放に好き勝手生きてしまうという人生にまで影響してしまいました・・・良かったのかどうなのか・・・。
もし息子が私に似ているとしたら、息子もあっという間に私の手から離れてしまうかもしれません・・・。自分もそんな生き方をしてきたので息子を縛らないようにしなければいけないぞ、私。
あと、もう一つ。
今までありがたいことに不思議に私の楽なように、私に合わせるかのように生活してきてくれた息子。もしかしたらこれから自我が出てきたり色んな事がわかりだすと大変になってくるのかもしれません。そんな時、これまで新米母の私を助けてくれていたことを忘れず、少々大変になっても「あの時はありがとうね。」という気持ちをもって気長に向き合えたらいいなと思います。
自分への戒め?忘れないようにここに記録してみました。