海外にいる日本人のための母子手帳。~20歳になったわが子へ~
日本総領事館へ息子の出生届けを出しに行った時に、海外在住者用の母子手帳をいただきました。
私が妊娠発覚してしばらくしてから、母子手帳を海外在住者に無償提供するとのニュースを見て知ったので、詳しくはわかりませんが無償提供されるようになってからそれほど経っていないと思われます。
海外在住者用の母子手帳は、なんと”20年をつづる”となっています。
中身は、母子保健法に基づく内容なので基本的なところは日本のものと同じような内容でした。
うんちの色チェックカードがあったり、妊娠の経過、出産時、子供の検診、成長グラフ、予防接種の記録など。
それ以外で私の日本の母子手帳には載っていなかったものもあり、
例えば・・・
妊娠の月齢別変化や、
予防接種の種類と内容説明
赤ちゃんの月齢別の成長と育児のポイント
赤ちゃんの誤飲を防ぐための口の大きさの図など。
私がもっている母子手帳より詳しく書かれている部分があり、ちょっとした育児書のような感覚で使えそうです。
”20年をつづる”となっているだけあって、20歳までにかかった病気や予防接種、飲んだ薬を記録しておく欄があり、
最後のページには、
20歳になったわが子へ。という欄がありました。
息子が無事に成長しこの母子手帳を使い切った時、20年の記録を振り返った時に一体どのように感じるのだろうか。それ以前の問題で、果たして20歳までしっかり守りきれるのだろうか。
そんなことを考えつつ早くもじーんとくるものがありました。