目標は、一緒にカルピスを飲むこと。
(風邪をひいた衝撃で現在の記録を挟みましたが、またぼちぼち記録していこうと思います。)
息子が生まれてからというもの、一緒にしたいこと、行きたいところがたくさん出てきました。
私は、おもちゃは基本的に大人になった今でも大好きで、プラレールやミニカー、プラモデルやラジコンカー、ガチャガチャ、テレビゲームなどは子供がいなくても興味のある分野で、子供に便乗しておもちゃで遊べることは楽しみなことの一つです。
他には、動物園、水族館、ディズニーランド、夏祭りや花火大会にも一緒に行ってみたい。と次々に出てきます。
しかしその中でも一番初めに浮かんだのは、暑い夏の日にカルピスを作って一緒に飲むということでした。
小さい頃、カルピスを作ってもらうことが大好きで、初めてカルピスに出会った時の衝撃が今でも忘れらません。お中元でいただいたりしてたまに違う味なんかもあったりして。そのまま飲めるカルピスよりも原液を水で割って飲むカルピスの方が好みで、白地に青の水玉という爽やかパッケージも好きでした。
そんな幼き日のカルピスの思い出を息子と一緒に共有したい。そうだ、息子とこれから歩む人生の目標をまずは”健康で元気に一緒にカルピスを飲む。”ということにしよう。と思いました。
それというのも・・・
妊娠中に流産や死産について知識を入れるためネットや雑誌で調べていると、つらい経験談など様々な記事に触れる機会があったり、無痛分娩で命を落としたり障害が出てしまったというニュースを何度も目にしたり、この前の九州の集中豪雨で(確か)出産間近の妊婦さんと1歳の男の子が流されて亡くなったニュースを見てしまったり、赤ちゃんの病気について調べていた時にたまたま出会ったブログで、重病を患っている赤ちゃんのお母さんのブログに行きつくことがあり、そこには妊娠中や産後からの押しつぶされそうな不安や心配、子供をおもう気持ちが詰まっていました。
産後のホルモンのバランスの関係もあるからか、自分が経験して息子のことを思うからか、そんなニュースや記事を見る度に異常なほど感情が揺さぶられることがありました。そして、母子共に健康なまま赤ちゃんが生まれてくること、無事に育つことって当たり前のことじゃないんだという思いが強くなりました。
これから息子と生活するにあたって、うちの子まだあれができない、これも遅れている・・・というように人や育児書と比べて心配になったり焦ったりすることがあるかもしれない。それはおそらく育児していると大概の人が気にはなるし、私もその心配、焦り、歯がゆさを避けては通れないと思います。
そんな時に原点回帰できるように、多くを息子に求めないように、ただ健康にすくすく育ってほしいということを最優先にして、とりあえず一緒にカルピスが楽しめるようになるまでがんばろうという気持ちでこれから歩んで行こうと思いました。