ハワイではじめての出産・育児記録

2017年6月ハワイにて出産しました。妊娠発覚前から妊娠中の体調心境の変化、ハワイでのベビーグッズの準備、産婦人科のことや出産のことを綴ります。(ただ今過去を振り返りながらこれまでの経過などを更新している最中です。)

お腹が大きくなった妊娠後期から臨月までの寝る体勢&寝返り問題。

妊娠後期になってお腹が急激に大きくなり、どういう体勢で眠るのがベストなのか考えるようになりました。

 ネットで調べてみると恐ろしいことが書かれており、仰向けや右向きで寝ると内臓や静脈が体の重さで圧迫されるため胎児に酸素がいきにくくなり死産などのリスクがあるのだとか。

というわけで左向きで寝るのがベストのようです。

しかし、残念なことに私は仰向けまたは右向きで寝ることが多く、左向きで寝ようとすると違和感を感じました。

初めは違和感があるのだから仕方ない。と左向きで寝ることを諦めて仰向けで寝ることが多かったのですが、やはりもっとお腹が大きくなると仰向けじゃ私も胎児も苦しくなるのかもしれない、慣れてみるか・・・。と極力左向きで寝るようにしてみました。

妊婦が寝る体勢についてご教授してくれるサイトもいくつか見ました。シムス体勢だとかいう抱き枕を使い左向きに寝る方法です。

もともと私自身横向きで寝る際は布団や毛布を丸めて抱いて寝ると楽に眠れるというのもあり、抱き枕は妊娠時じゃなくてもほしい物でハワイでも妊婦用の抱き枕を探し見つけていたのですが結局買わず終い。

その代わり、もともと家にあった1辺が50㎝厚さ15㎝ほどの平らな正方形クッションを足に挟んで左向きで寝るようにしてみました。このクッションがあるのとないのでは大違いで、左向きで寝た際の違和感、上になる右足の重さを多少分散してくれている気がします。

しかし、これで解決したわけではありませんでした。左向きで寝た方がいいというプレッシャーなのか左向きで寝る時は慣れるまであまりリラックスできず、左腕の位置もどこに持って行けばいいか分からず体で押しつぶしたまま寝てしまうため夜中に起きると左腕が痺れていることも多々あり、常に快適に眠れているわけではなさそうでした。寝がえりが上手く打てなかったのです。

左向きがベストだという情報と勢いよく寝がえってお腹を変にねじったりしてはいけないという気持ちから、一度左向きに寝てしまうと寝返りを打たないまま数時間、石像のように固まって同じ体勢のまま寝てしまうのです。左向きがベストだとしてもさすがに常に同じ体勢はしんどいです。

妊娠していない時は無意識のうちに何度か寝がえりを打っていたはず。

それができなくなったため、とりあえず最初は左向きで眠り左に体重がかかりしんどくなったら一旦軽く目覚めてそーっと仰向けになり、次にまた数時間後目覚めて右向き、次は左向きという具合いに体勢を変えるようになりました。ずっと左向きのまま快適に寝続けられる人っているのでしょうかね。

臨月に入ると後期以上に頻尿になったため夜中に2度ほど目覚めることがあり、ちょうどその時間が寝る体勢を変える時間になっていた気もします。

そんな感じで細切れに睡眠をとっているにも関わらず、朝は5時半~7時の間に元気よく起きることができたという不思議。体って慣れていくものなのでしょうか。

少しずつ慣れていったことと寝つきが良いこと、眠り始めから夜中に目覚めてしまうまでの3時間ほどの睡眠の質が高いことによって生活リズムが保てていたのかもしれません。