「妊娠発覚前編③」~友人と1泊2日の旅行。前日から不安定な体調~
友人との旅行の日が迫る中、ますます食欲が落ちていく私。
2日前になると体の気だるさと吐き気。いったい何なんなんだろう。自分がまさか妊娠しているなんて微塵も考えず、胃腸風邪のことをネットで調べていました。
そして、旅行当日。
朝早く起きたからか、今までで1番の体調不良。とうとう吐き気だけじゃなくからえずきするようになってしまいました。
友人には心配かけまいとなんとか準備をしたのはいいものの一向に良くなる気配はなく、連絡して出発を遅らせてもらうことにしました。
しかし1時間経っても体調はもどらず。体は元気で風邪っぽさや熱はないのに不思議でしょうがなくて、消化不良感が否めなかったので胃腸薬を飲んで様子を見ることにしました。(本当は、妊娠初期で薬はよくない・・・)
胃腸薬を飲んでからなんとなくすっきりした気がして出発してもらうことに。
しかし、何度かパーキングエリアに立ち寄ってもらうけれど、車に乗っていることが閉鎖空間で気分が悪くなるかもしれないという心配もあり、休憩してしばらくは動く気にならず車にも戻れず。
途中、あまりにも心配した友人が「帰ろう。」と何度も気を遣ってくれたけれど、私はなんとなくこの旅行が友人との最後の旅行になる気がしてならなくて、できるだけ自分の治癒能力を信じて進みたかったのです。普段あんなに元気なのだからしばらくするとまたケロッと治るんじゃないか。と。
友人は、私の気持ちを酌んでくれて「じゃあいけるところまで行こう。もしだめそうなら帰ろう。」と言ってくれました。せっかくの旅行なのに心配をかけて無理も言ってしまった自分を責めながら目的地まで向かいました。
目的地に着いてからスーパーに寄ったのだけれど、そこでとうとうからえずき。あり難いことに吐くまではいかない気持ちの悪さだったのが救いでした。からえずきしているのを友人に見られるとますます心配されるので友人が見ていない所で。
からえずきをしてしまうとしばらく楽になることを気づいたのはこの時でした。無理に我慢していると余計につらい。
ただ、食べ物を見ると気持ち悪くなる傾向があってせっかくのパーキングエリアのおいしそうな物やスーパーなどでもしんどくてその場にいるのもしんどい状況でした。
旅行中の2日間は、車に乗っていなければ体調が回復していることも多く、普段通りにしていられることが多かったように思います。
そして、この時の反省としては、実は「食べづわり」だったからお腹に何か食べ物を入れておかなければいけなかったということ。気分が悪いから何も食べない方がいいと思っていたけれど、夕ご飯になって消化のいいものを少し食べてみると体調がますます回復。食べた方がいいということが発覚しました。
あと、妊娠に気づいてあげられなくて赤ちゃんを無理させてしまっていたのは言うまでもありません。反省です。